当社の実績・実例12

  • 用途:自動車用
  • 形状:燃料タンク
  • 状態:本体底面部の全体的な凹み
    • 概要

       旧車用燃料タンクの変形補修でご依頼を頂きました。
       燃料タンクが凹んでしまう原因は2つありまして、1つ目は外部からの衝撃による凹み、2つ目は途中のバルブ等の不具合によって発生する負圧による凹みです。いずれも燃料を満タンにしてもすぐに警告灯が表示されてしまう症状で、これを元通りにします。

      事故で凹んでしまい新品も無く困っている。
      原形が判る範囲であれば一定の程度までは復元が可能です。
      満タンの筈なのにガソリンの警告灯が点く様になった。ポンプもゲージもきちんと作動しているのに原因が判らない。
      燃料タンクは負圧で簡単に凹みます。配管関係もお調べ下さい。

      作業内容

       写真では判り難いかも知れませんが、本体中央部分を中心にして全体的に凹んでいます。凹みが少ない場合には引っ張り出して修正していますが、本案件では凹みが大きい為に裏側から叩き出して板金修正する必要があります。

       本体を分割します(左側が底面部分です)。当社では各種タンク類の内部のサビ除去を行う際にも分割していますので、特に珍しい光景ではありません。
       分割した後、凹んでいる部分を丁寧に板金修正します。この際、強く叩き出すと歪んでしまい元に戻らなくなりますので、少しずつ叩き出して元の形状に近付けます。又、状態によっては内部のバッフルプレート(仕切り板)も変形して剥がれている場合があり、こちらも板金して溶接補修しています。

       板金修正後、分割した本体を溶接して元に戻します。この後、漏れ確認試験を行い塗装を施して完成となります。
       本案件の燃料タンクは内部のサビが殆ど無く比較的綺麗な状態でしたが、サビが酷い場合には内部サビ除去も併せて行います。


       当社では補修の他にも改造加工を承っています。
       写真は建設機械用の作動油タンクに、メンテナンス用ハッチを埋め込み溶接する為に入庫した事例です。指定の位置で切り欠き、お客様より支給されたメンテナンスハッチを埋め込み溶接しています(塗装はお客様より指定があって未塗装です)。この他にもパイプの移設・増設や、本体形状の変更等の改造加工もしています。

      注意事項

      • 破損が酷い場合には完全には元通りになりません。予めご了承下さい。

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    当社の総合FAQ(https://faq.radiator.jp/)がございます。こちらに全てのFAQが記載されていますので、詳しくは総合FAQをご覧下さい。

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