- 用途:機械用
- 形状:燃料タンク
- 状態:内部サビによる燃料詰まり
- 内部のサビで燃料詰まりが発生している。
- 燃料・作動油・各種タンク類の内外部のサビを薬品等で除去して綺麗にしています。
- サビが発生しない様にしたい。
- 原則として永久的にサビを抑える方法はありませんが、コーティングを施す事によってサビの発生を極めて遅くします。
- 状態・状況によって異なりますが、納期は概ね2~3週間程度となります。詳しくはお問合せ下さい。
- サビを除去する事によって穴あきが発生する場合があり、その際には漏れ補修が必要となります。
- サビを除去しただけではすぐに酸化皮膜が発生します。
- 「内部コーティング」はサビの発生を極めて遅くする為の施工となり、サビを永久に食い止める施工ではありません。
- 社外の燃料添加剤を加えた場合には、コーティング剤が溶けてしまう可能性があります。
- 外部からの強い衝撃でコーティングが割れたり剥がれたりした場合には、その箇所からサビが発生します。
- 既に他所で補修や内部コーティングを行っている場合、やり直しの為に価格が若干ながら割高になります。
概要
機械用の燃料タンクで、内部のサビによる燃料詰まりの解消でご依頼頂きました。
内部でサビが発生しますと燃料フィルターや途中のパイプで内部詰まりが発生し、必要な燃料がエンジンに届かずにエンストしてしまいます。本案件では内部のサビの除去に併せて、内部コーティング施工となります。
作業内容
タンク本体を分割した状態です。当社では内部のサビを除去する際には、原則として分割してからサビの確認を目視で行います。
尚、分割前にはファイバーカメラで内部の状況・状態の確認を行い、適切な位置で分割する様にしています。
サビを除去した状態です。当社では薬品やブラスト・ブラシ等々で細かい隙間のサビまで全て除去しています。
尚、サビの深度が深い場合にはサビを除去した時点で本体に穴あきが発生する事があり、その場合には漏れ補修が必要となりますので納期・価格に変動が発生します。
分割した本体を溶接して元に戻した後で、内部コーティングを施工して完成となります。
「内部コーティング施工」とは、外気とタンク内部を遮断する事によってサビの発生を極めて遅くする為の施工です(永久にサビが発生しない訳ではありません)。特に燃料タンクは内部の洗浄は殆ど行わないパーツですので、長くお使いになられる機械や旧車等に多くご利用頂いています。尚、コーティング剤は若干ながら色が付いており、施工後は黄色く見えてしまいますが使用に支障はありません。
当社では燃料・作動油・エアータンク類の補修・メンテナンスに特化した、専用のウェブサイトをご用意しています。これまでお受けした案件の一部の実績・実例の他に、納期・価格がオンライン上でお見積り出来る「簡単見積り」もご用意していますので是非ご覧下さい。
燃料・作動油タンク専門ウェブサイト(arakawa.tank.jp)
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